筋トレは同じことを続けていくとカラダが慣れてしまい、筋肉に刺激が入りづらくなりますのでそれだけ効果が半減してしまいます。
そこでバリエーションを組み込む事で新しい刺激を加える事ができ、更に筋肉の成長を促進することが出来ます。
腹筋は単純な動作で毎回同じ内容を繰り返しがちですが、バリエーションは意外とあります。
今回は腹筋のバリエーションダルマクランチを紹介します。
簡単に見えますが結構キツイ種目です。
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ダルマクランチで新しい刺激を

僕はゆりかごと呼んでいますが、ジュニアの体操を指導している時によく行う種目です。
ヒトの能力は未知数です。
例えば
平面の板を両手で持ち、上にピンポン球を3つ置きます。
1つだけを丸を描く様に動かしてくださいと指導すると、案外できてしまうのです。
幼いうちに、こういう繊細な能力を伸ばせば、脳に刺激を与え記憶力や思考力を育てられます。
しかしながら、これはジュニアだけではなく、大人にも有効なトレーニング方法です。
筋トレでもこの繊細な動きを組み込み、腹筋(筋肉)に新しい刺激を与えることで、成長を促進出来ます。
効果
・お腹の前面を鍛える
・腰痛予防
・内臓機能の向上
・頭の体操
お腹の前面を鍛える
お腹の前面を下側から上側までポイントを意図的に移動しながら鍛えていく事が出来ます。
繰り返して往復させる事で負荷を高め腹筋を鍛えていきます。
腰痛予防
骨盤付近の前側の筋肉を鍛えるので、反り腰の方の改善メニューとして有効です。
内臓機能の向上
重力で下がってしまった内臓を元の位置に戻し、内臓に刺激を加えますので、機能が向上します。
頭の体操
カラダを固定した状態で反動を使わずに動かす事で、脳の働きを促進させ頭の体操になります。
ダルマクランチのやり方
①体操座りの状態になります。

②膝の裏側に両手を添えて足を浮かし、背筋を伸ばします。

③姿勢を固定した状態で後ろに倒れていきます。

④後頭部と足が床につかない間でゆりかごの様に動かします。
この動作を繰り返します
効果を高めるポイント
常に同じ速度で動かす。
常にバランスを整えながら動かす。
注意
反動を使わない。
頭を打たない様に気を付ける。
回数と頻度
1分間動かす。1~2セット
腹筋する時に一緒に行うと良いと思います。
動画を見て一緒にやってみましょう
やり方を説明した後に1分間を2セットでチャレンジしますのでよかったら一緒にがんばりましょう。
さいごに
腹筋は同じことの繰り返しだと思われる方もいらっしゃいますが、
多少の変化を加えた方が効率よく鍛える事が出来ます。
ぜひ試してみてください。
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