脂質は必須【知っておこう良い脂と悪い脂】カラダにとってもメリットがいっぱい

脂質は必須【知っておこう良い脂と悪い脂】カラダにとってもメリットがいっぱい

 

飽和脂肪酸の過剰摂取は、心臓病の原因、肥満やその他の病気の原因と言われていました。

最近の研究によると、飽和脂肪酸が危険であるという考えが覆す結果も見つかってきました。

ケンブリッチ大学(イギリス)と、ハーバード大学(アメリカ)の共同研究によると、飽和脂肪酸はそれほど危なくないという結果が表れた。

 

トランス脂肪酸

最も健康被害を与える危ない脂肪がトランス脂肪酸です。

トランス脂肪酸は人工的に作られたものです。

トランス脂肪酸は「部分水素添加油脂」と言われており、植物油脂に水素を加え熱することで出来上がります。

もちろん健康に最も害を与える脂肪です。

まずは人工的に作られた油脂と自然の油脂を分けていくべきです。

 

人工的トランス脂肪酸の工程

水素添加

液体の油から固形状の油脂を製造するための水素添加により作られる。

例)マーガリン、ショートニング

 

高温処理

植物油を脱臭するときの高熱処理により発生する。

例)サラダ油など

食品例

ポップコーン30g 3.9g
クッキー  15g 0.03~0.57g
菓子パイ  20g 0.07~1.46g
食用調合脂 10g 0.07~0.28g
クロワッサン45g 0.13~1.3g
ショートケーキ120g 0.48~1.56g
マーガリン 5g  0.02~0.65g
ハヤシルウ 20g 0.1~0.92g

トレーニングで効果を上げるには脂質が必要

 

自然油脂は、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸とありますが、これらの脂質は必要です。

飽和脂肪酸

細胞膜を作る材料の5割が飽和脂肪酸であり、代謝機能や神経機能を促進し、インスリンの分泌を活発にするという意見が挙げられています。

不飽和脂肪酸

 

脂肪をミトコンドリアに積極的に運搬し、エネルギーに変える、代謝を上げる役割があるという意見が挙げられています。

肝臓に脂肪の放出を促す役割もあると言われています。

脂質の摂取量は総摂取カロリーの20%以上

 

アナボリックな作用を発揮するには、脂質が必要不可欠です。

アナボリックとは簡単にいうと「筋肉が成長しやすい状態」を意味することです。

そのために必要なテストステロンのレベルを高めるには脂質の摂取が必要です。

一日の総摂取カロリーの20~40%程のカロリーは脂質から摂る必要があります。

オメガ3脂肪酸で疲労回復

良質な不飽和脂肪酸、オメガ3脂肪酸は心筋や骨格筋の細胞膜に自由に溶け込むことができる性質を持っています。

そのことにより疲労回復に大いに役立ちます。

まとめ

 

結論から言うと、「カラダ作りにおいて脂質は必要」

ただし、トランス脂肪酸を避けることです。トランス脂肪酸は一日に2グラム未満に抑えましょう。

飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸をうまく組み立てて摂取して健康的な食事をしましょう。

効果を上げるために総摂取カロリーの20%以上は脂質から摂取するようにしましょう。

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