【逆腹筋を効果的にする方法】人気番組初〇学を勝手に考察しました(知識を付けてダイエットに役立てましょう)

 

話題になった「逆腹筋」をご存知でしょうか。

19年の9月頃に放送されてから話題になり、今も拡散され続けている方法です。

「2週間続けるだけでウエストが-7.5センチを実現できる」

腹筋を行うよりも効果があるとの内容です。

テレビでは説明が不足すぎると思いましたので今回は補足と逆腹筋の効果を活かせるおすすめの種目を紹介します。

 

まずは話題の「逆腹筋」のやり方

①両足を腰幅に開きます。

②足の指を床から出来るだけ浮かします。

③両手で頭を支えて上体を反らして5秒キープします。

④息を吐きながら姿勢を戻します。

 

これを一日10回3セットを行えばポッコリお腹が解消されるとのこと

 

実際に検証

 

番組では実際に6人の方をサンプルに検証しています。

A、従来通り腹筋を2週間行ったチーム(3人)
B、逆腹筋を行ったチーム(3人)

検証した結果(ウエストを測定)

A、
・-2㎝
・-6㎝
・-0㎝

B、
・-7,5㎝
・-6,5㎝
・-3㎝

スポーツドクターの有名医師が解説

 

通常の腹筋運動では主に「腹直筋」を使い他の筋肉はあまり鍛えられません。

腹直筋を鍛えると表面の筋肉が付くので、お腹が分厚くなると説明しています。

逆腹筋では上体を反らす事により、

体幹を支えているインナーマッスル「腹横筋」が鍛えられます。

この筋肉はお腹周りをコルセットのように固定し、

鍛える事でウエストが引き締まると解説されています。

 

逆腹筋をトレーナーが検証

監修されてた方は、他の番組にも多く登場されている、

スポーツドクターをご専門にされている医師です。

紹介されている情報は有益なものが多くとても参考になります。

今回の場合は放送された時間が短すぎで説明不足により勘違いする点もあるのかなと思いましたので補足させていただきます。

 

腹筋を鍛えてもそう簡単には太くなりません

 

筋肉のサイズを変えるにはかなりの努力と時間が掛かります。

腹直筋は肥大しにくい部位で、プロの方でも苦戦する部位です。

特に女性の場合は筋肉を肥大させるには毎回アスリート並みに追い込まないと難しいです。

一般の方では体力が持ちませんので太くなることは気にしなくても大丈夫です。

腹筋を行うことでウエストが引き締まります。

体脂肪率によっては割れ目の溝がくっきりと見えるようになり、

筋肉が太くなることは考えられません。

 

2週間で通常の腹筋より体脂肪が減った?

 

それはNOです。

まず考えられません。

インナーマッスルと言われている筋肉は骨格を支える役割で、

どちらかと言えば省エネの筋肉です。

アウターを使う方が体脂肪を燃焼する効果がありますので、

従来の腹筋よりも逆腹筋の方が痩せることはないです。

 

番組ではなぜ逆腹筋の方がウエストが細くなったのでしょうか。

 

肋骨の可動性骨盤矯正の効果があったと考えられます。

 

肋骨の可動性

腹横筋は呼吸筋と呼ばれており、肋骨の可動に関わります。

肋骨は呼吸に合わせて膨らんだりしぼんだりします。

普段の姿勢が悪かったり、年齢を重ねたりすることでこの機能は弱まってしまいます。

逆腹筋の動作により肋骨の可動性が向上することで

骨格や内臓の位置が改善されたのではないでしょうか。

 

骨盤矯正

この効果が一番考えられます

骨盤の傾きによりウエストの太さは関係します。

骨盤が前や後ろに傾くと下腹部に内臓が押し出されたり、

脂肪の段ができてウエストが膨らみます。

 

このエクササイズは骨盤を支える筋肉に刺激し

骨盤が正常に矯正されたことでウエストが細くなったと考えられます。

 

検証した人数が少ないので結果は信頼できない点もありますが、

たった2週間で本当にそこまでウエストが細くなるのであれば試してもいいかもしれません。

 

背骨に不安のある方は危険かも

 

立ち姿勢で背中を反らしてキープする行為は重力の影響もあり、

背骨の負担が大きく不安のある方ではかなり危険行為と言えます。

背骨の負担を軽減するために、

まずは地面と背骨を平行する姿勢で行う方が安全で効果的です。

 

インナーマッスルだけを鍛えるって可能?

 

インナーマッスルを単独で鍛えることは難しいと思います。

インナーとアウターが連携して骨格を動かしていますのでアウターと同時に鍛えましょう。

 

逆腹筋はダイエットにおすすめ?

 

このやり方はお勧めできません。

正直に申しますとこんなに楽な方法で痩せるのであればみんな苦労していません。

従来の腹筋より効果を出すには難しいと思います。

紹介されたやり方では負荷が少なく動きを制限しすぎています。

筋肉を伸縮して血液の循環を促し、さらに負荷を与え筋力を鍛える事で代謝が上がりますので、

背骨を反らすだけではなく丸める事もした方が効果が期待でき、更に負荷を与える事でダイエット効果が期待できます。

 

おすすめするやり方

肋骨の可動性を向上させ呼吸筋に刺激を与えウエストのくびれを補助。
【肩甲骨がくっきり復活】90/90 ストレッチで背中をきれいに見せる「やり方と動画解説」

 

背骨の可動性が向上し、負担を軽減させつつインナーとアウターを同時に刺激することでウエストを細くしていく。
【腹筋を鍛える基礎】Cat and Cow「女性のウエスト作りストレッチ」

 

体幹を組み込み逆腹筋の効果を最大限に活かす

【逆腹筋を効果的に】オールフォーニーエルボーでウエスト周りをエクササイズ「筋トレ×体幹×柔軟」

 

さいごに

 

正直に申し上げますと、紹介された方法では

「もう少し効果のあるエクササイズをしないと成果は出にくいかも」と思います。

逆腹筋の長所を活かし効果的なエクササイズを行いましょう。

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