筋トレは必須【筋肉を付けるメリット】カラダ健康
筋トレは、男女関係なくカラダにとってのメリットが沢山あります。
女性は筋トレしたら太くなると思いがちですが、男性と女性とはホルモンバランスが違うので、女性の場合は一般のトレーニングに於いて、そんなことはありません。
まず筋肉がないと重力に負けて、だらしない身体になってしまいます。
今回は筋トレをすることでのメリットを紹介します。
基礎代謝が上がる

筋肉は1キロあたりの一日に消費するエネルギーは約20キロカロリーといわれています。
一日何もせずにごろごろしていても約20キロカロリー燃焼しています。
簡単に説明すると、血液に含む酸素が筋肉によって代謝され、その代謝でエネルギーが使われています。
そして筋トレを行い、筋肉量を増やすことで、代謝が一気に上がることが知られています。
現在のところ、筋肥大することで、筋肉1㎏あたりの消費するカロリーが約50キロカロリーまでアップするのではないか、との意見があります。
つまり筋トレを行い、筋力を増やすことで、基礎代謝が2~5倍まで跳ね上がるという事になります。
脂肪が燃えやすくなる

体内で熱を作り出すのは筋肉(骨格筋)ではありません。
褐色脂肪細胞という脂肪も体温を上げる役割があります。
褐色脂肪細胞は付近の糖類や脂質を一度脂肪に引き込み、そのあと分解して熱エネルギーを作り出します。
褐色脂肪細胞の熱生産の効率レベルは、筋肉を凌ぐほどです。
最近の研究によると、筋トレを行うことで、白色脂肪細胞が褐色脂肪細胞に似た働きをすることがわかってきています。
筋トレをするとイリシンホルモンが分泌され、白色脂肪細胞が変化していきます。
筋トレを継続している人は、筋肉と一部の脂肪細胞のダブル効果により、代謝が格段に上がり、脂肪が燃焼状態を継続できます。
自律神経活性

筋肉が熱を作る際、自律神経に大きな影響をもたらしていることがわかっています。
交感神経が活性化されると、熱生産量が上がります。
そして筋トレにより交感神経と副交感神経のリズムが良くなります。
逆に筋トレをしない肥満の方は、交感神経と副交感神経のリズムが悪いです。
なので熱生産の効率が悪く、基礎代謝が低いのです。
筋トレをすることで、自律神経が活性化され、一日の体内時計のリズムも良くなり、快適な身体で過ごせることができ、それと同時に基礎代謝も上がることが期待できます。
血糖値を下げる

筋トレをすることで、体内の血糖、グリコースが筋肉内に取り込まれることにより、血糖値が下がります。
これは筋トレ中だけではなく、食後にも同じような効果が見られます。
つまり、筋トレを継続している方は、自然と血糖値をコントロールすることができるのです。
有酸素運動も良いとは思いますが、有酸素で使う遅筋より筋トレで使う速筋の方が血糖値が下がりやすいと報告もあります。
糖尿病予防にもぜひ筋トレをおすすめしたいです。
部分痩せにも効果的

ここ最近、マイオカインの研究が進み、今までになしとしていた情報が見直されました。
今までは、脂肪燃焼=有酸素との考えがありました。
しかし最近、筋トレと脂肪燃焼は密接に関係していることがわかりました。
実際、体のよく筋肉を動かす部分は比較的脂肪が少ないです。
これからはダイエットする方も、ぜひ筋トレを選んでいきましょう。
腱が丈夫に育つ

筋トレを行うことで、筋肉だけではなく、腱や靱帯の繊維芽細胞にも刺激が入ります。
すると、繊維芽細胞からコラーゲンが生産されます。
そのコラーゲンが、腱や靱帯の柔軟性をもたらす大切な成分の一部なのです。
筋トレすることで、丈夫な腱や靱帯を作ってくれます。
私的には、丈夫な腱や靱帯が出来上がるだけでは、筋肉が硬直してしまいます。
ストレッチで丈夫な腱や靱帯を柔軟にしていきましょう。
記憶力を上げる

筋トレを行うことにより、BDNFが脳内で増えることがわかっています。
簡単に説明すると、頭が賢くなるという事です。
まだ詳しいメカニズムは明らかにされていませんが、これからの研究結果に期待しましょう。
筋トレをすることで、記憶力をあげて賢くなりましょう。
さいごに
最近、若い女性の中でも筋トレブームが広がってきています。
筋トレは美ボディー作りには必須です。それだけではなく紹介したように、さまざまなメリットがあります。
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